チャンミン入隊。義務警察とは。

11月19日に入隊するシム・チャンミンくん。

天使のようだったマンネ(末っ子)のチャンミンくんがおヒゲをたくわえた役で出てきた時ときも、「立派な大人になって…」と、成長を見守るおばちゃんのように思っていたものですが、そんな彼も、とうとう入隊。

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写真:コンテンツK
via: Kstyle

そのチャンミンくんが行く義務警察とは?

義務警察(ウィムギョンチャル)2000年1月に新設。
ソウルや地方の各警察庁に所属し警察のアシスタント的業務を行なうところ。
1967年9月に創設され、主に犯罪やテロ、災害、交通の巡察・警備・検問などを行なっており、略して「義警(ウィギョン)」とも呼ばれています。
義務警察の中でも配属先は様々。特に最近芸能人に人気なのが、ミュージカルやコンサートなどの公演を行なう警察広報団(旧ホルラギ演劇団)。

どんな仕事があるのかというと、大きく分けて3種類。警備隊や巡察隊、検問所、観光警察隊などに所属する一般義務警察と、警察広報団を含む特技要員、1996年6月に設立された竹島(韓国名・独島)警備隊があります。

  • 一般義務警察
    交通整理や防犯パトロール、各種集会やデモが行なわれる際の安全管理など、治安と秩序を守る業務を遂行。人気観光地・明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)の観光警察センターで勤務する観光警察隊は、ぼったくりなど不法行為を取り締まり、旅行中の不便を解決。
    観光警察は外国語ペラペラで観光客の強い味方。
  • 特技要員
    芸能分野で犯罪予防・警察広報に関する公演活動を行なう警察広報団の他、ウェブデザイン、美容師、栄養士、物理治療や通信装備、コンピューター修理、施設メンテナンスなど分野は全部で15。それぞれの特技を活かした専門業務を行う。
  • 独島警備隊
    24時間警備を行ない、韓国の主張する領海内に外部勢力が侵入したら近隣の海洋警察や海空軍に通報。島に接近した場合は逮捕または拿捕する。

軍に入隊するよりメリットがあります。

  1. 配置場所は第4希望まで出せる。(家族の近くにいられる可能性有)
  2. 友人や家族、同僚など3人まで一緒に入隊できる。
  3. 週45時間勤務、週休2日制。さらに週1回の外出、2カ月に1度3泊4日の長期外泊が可能と自由な時間多し。
  4. 大学のオンライン講義を受けることで、単位取得可能。同期に取り残されなくてすむ。
  5. 憧れの警察に一歩近づける。除隊後は警察公務員特別採用のチャンスあり。

こんなメリットが多数あり芸能人はもちろん一般人からも人気の義務警察は、平均競争率がなんと約20倍(2015年8月時点)。
そんなところにチャンミンくんは合格したわけで、さすが、最強さま。

ちょっと前まであった(1997~2013年)「芸能兵」(国防広報院の「国防広報支援隊」制度)がなくなり、(国防広報院のフレンズFMから聴こえてくるイ・ジュンギくんの声とかを楽しみにしてましたが)定期的に声が聞けることなどがなくなり残念ですが、兄達同様、入隊中も元気な姿をみせてほしいものです。

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