映画『ひつじのショーン』は間違い探しの映画でもあるらしいよw「大人も楽しめる」技あり

公開中の『映画ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』ですが、大人も楽しめる映画のひとつ。

現在テレビ版のショートアニメがNHK Eテレで放送されているものの、長編映画は本作が初めてになります。
もちろん、セリフなしでも観客を飽きさせないようにするためストーリーがシンプルだったり、感情移入できるように、何を考えているのか理解できるようなキャラクターになっていたり…ということもありますが、その他にも「大人ならわかる!」というところがあるみたいです。

映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」監督と脚本を手がけたリチャード・スターザック。(映画ナタリー)

映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」監督と脚本を手がけたリチャード・スターザック。(映画ナタリー)

「ひつじのショーン」は人形を少しずつ動かして撮影をしていくというクレイ・アニメで、映画では16~20人のアニメーターが シーンごとにユニットを組み、同時進行で一気に撮影したとの事。
(ショーンは約20~30体、トランパーは約10体あり、ボディはシリコン製
で中にワイヤが入っている。いろんなポーズを取ることができる。目玉も動かせる。)
そんなわけで、うっかり撮影ミスをして完成後に見つけちゃったというシーンがあるらしいです。
監督いわく、「(撮影ミスを)200まで数えてあきらめたよ(笑)。特にひつじたちが服を着ているシー ンが難しくて。ショーンが持っているはずのバッグを持っていなかったりしているよ。牧場主を眠らせるシーンでは、本来いるべき数よりひつじが1頭多くなっている。後でしまった!と思ったけど、誰も気にしないかなと(笑)。撮影ミスも含め、本作を楽しんでほしいな」
。。。とうわけで、200以上は間違い探しができることになりますね
(ストーリーが楽しくてそれどころじゃないかも)

ショーンと仲間たち(公式サイトより)

ショーンと仲間たち(公式サイトより)

それに大人が楽しめるもうひとつの隠し技(?)があるそうです。

動物収容所のシーンは「羊たちの沈黙」、予告編で使用されたひつじたちが手をつないで走ってくるシーンは「サウンド・オブ・ミュージック」を参照。ほかにもマーティン・スコセッシの「ケープ・フィアー」や「タクシードライバー」、ミュージカル映画「グリース」のシーンが盛り込まれているそう。

この収容施設にレクターキャットがいます - 『映画ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』より - (C) 2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.

この収容施設にレクターキャットがいます – 『映画ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』より – (C) 2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.

子供の付き添いで行くハメになっても、子供の笑いの反応と違う所で笑っちゃいそうです。

『映画ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
オフィシャルサイト

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